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【SEOの基礎】グーグルが語る検索エンジンについて

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SEOを日本語に訳すと、検索エンジン最適化。

その検索エンジンについて知っておけば、今後、SEO対策をする上でも、必ず役に立ちます!

SEOについて、学び始めたばかりの方

基礎から、しっかりと学びたいと思っている方

そんな方のために、基礎の基礎と呼べる検索エンジンについて、大事なところだけピックアップして紹介します。

それほど時間はかかりませんので、さらっと学んでおきましょう。

検索エンジンとは

検索エンジンについて、Wikiでは、このように紹介されています。

検索エンジン(けんさくエンジン 英:Search engine)とは、コンピュータシステムに保存された情報を見つけやすくする目的で設計された情報検索システム。

検索結果は、通常だとリスト形式になっており「●件ヒット」などと表示される。

検索エンジンは、情報オーバーロードを制御する他の手法と同様、情報を見つけるのに必要な時間および真偽確認が必要となる情報量を最小限に抑えるのに役立つ。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

書いてあることは正しいのですが、非常に分かりにくいです。

ちゃんと理解してもらうために、検索エンジンのはじまりについて、簡単に紹介します。

ディレクトリ型検索エンジンのはじまり

インターネットが普及しはじめたころ、

ホームページなどのウェブサイトを見るには、URLを直接入力しなければ見ることはできませんでした。

それだと不便ですし、非常に時間もかかります。

また、何より自分が知らないサイトを見ることはできません。

そんなころ、当時、スタンフォード大学に通っていた二人の学生(ジェリー・ヤンとデビッド・ファイロ)は、ネットサーフィンをしていました。

そして、自分たちが興味深いと思ったページをまとめて、使いやすいようにジャンル別にして、自分たちのウェブサイトで紹介しました。

すると、この二人が作ったウェブサイトが話題となり、事業化されました。

これが、日本でも有名な「Yahoo!」のはじまりで、検索エンジンのはじまりと言われています。

ロボット型検索エンジンのはじまり

検索エンジンの初期のころは、一つ一つ人の手で、ウェブサイトの情報を集めて、カテゴリー分けしていました。

しかし、人力には限界があります。

そこで、大変な情報収集とカテゴリー分けの作業を、クローラーと呼ばれるロボットにさせよう考えます。

そして、様々なところで、このロボットの開発が行われるようになります。

そんな中、これまた、当時、スタンフォード大学に在学し、検索エンジンについて研究していた二人の学生が、非常に優れたロボットを開発します。

この二人(ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン)が起業した会社が、あの有名な「Google」です。

検索エンジンの仕組み

検索エンジンは、まずクローラーと呼ばれるロボットが、調べる対象のウェブページを訪れます。

ロボットは、そのページの内容を解析し、インデックスと呼ばれる情報をデータとして保存します。

ここまでが、検索エンジンが行う事前作業です。

そして、ユーザーが、検索エンジンを利用できるウェブページやアプリに、知りたい情報のキーワードを入力します。

すると、検索エンジンは、入力されたキーワードから、その人が知りたがっている内容を想像します。

そして、検索エンジンが、ユーザーが知りたいことである確率が高いと思う順番で、ウェブサイトの一覧を表示します。

ざっくりいうと、これが検索エンジンのやっていることです。

検索エンジンの種類とシェア

検索エンジンの種類

ここでは、3つの検索エンジンを紹介します。

日本では、この3種類の検索エンジンで、シェアが約 99%あるので、他を知る必要はないでしょう。

グーグル(Google)

言わずと知れた、世界最大の検索エンジン。

日本では、2020年以降、ずっとシェア No.1!

ヤフー(Yahoo!)

日本で2番目に使われている検索エンジン。

検索アルゴリズムは、グーグルから提供されているので、表示される内容は、グーグルとほとんど変わりません。

ちなみに、今の日本のヤフーは、ソフトバンクグループ傘下の会社で、米ヤフーとは、資本関係はありません。

しかし、先日、米ヤフーとマイクロソフトとの提携が発表されました。

そのため、今後、日本のヤフーでも変更される可能性があります。

今後の動きには気を付けておきましょう。

Bing

Windowsで有名な、マイクロソフトが提供している検索エンジンです。

Windowsに標準搭載されているウェブブラウザ(Edge)のデフォルト検索エンジンです。

マイクロソフトは、これまで検索エンジンのシェアでは、グーグルに負け続けてきました。

しかし、ChatGPTで有名なオープン AI社の技術を、次々と Windowsに組み込んでおり、今後のシェア拡大が期待されています。

検索エンジンのシェア率

総務省の公式サイトでもデータが利用されている、インターネットのトラフィック解析で、世界的に有名な「StatCounter」によると、最新の検索エンジンのシェアは、

検索エンジン日本世界
Google76.9%91.35%
Yahoo!13.11%1.1%
bing8.77%3.43%
その他1.22%4.12%
Search Engine Market Share Worldwide – April 2024

日本では、ヤフーも頑張っていますが、基本的に、グーグルの一人勝ちと言っていいと思います。

SEO対策を行う上で、絶対に覚えておいて欲しいこと

最後に、ここで覚えておいて欲しいことを、紹介します。

今の日本の SEO対策は、グーグル対策

まず、先ほど紹介したシェア率を見てもらうと分かる通り、

現状、日本での SEO対策は、基本的にグーグルにだけ対応すればいいということ。

他の検索エンジンに対して、対策を行うことも無駄ではないとは思いますが、コスパが悪いと思います。

グーグルはヒントはくれるけど、すべては教えてくれない

インデックスについて

先ほど、検索エンジンのクローラーは、インデックスと呼ばれる情報をデータとして保存すると言いました。

これは、グーグルの公式サイトで公表されていることです。

しかし、どのような情報を、どんな方法で、どのように保存しているのかなど、詳しいことは公表されていません。

キーワードについて

先ほど、検索エンジンは、入力されたキーワードから、その人が知りたがっている内容を想像すると紹介しました。

これも、もちろんグーグルが公式サイトで紹介しています。

しかし、どのキーワードが入力されれば、どんな内容を表示するなど、キーワードの親和性については、詳しく紹介されていません。

ランキングについて

先ほど、検索エンジンが、ユーザーの知りたいことの答えである確率が高いと思う順番で、ウェブサイトの一覧を表示すると紹介しました。

これも、もちろん、グーグルが公表している内容です。

しかし、どのようなものを評価し、どれくらい重要視しているかなど、評価基準については、詳しく公表されていません。

インデックス・キーワード・ランキングについて、ざっくりと紹介しましたが、

グーグルは、ランキングに関わる部分について、詳しい情報を公開してはいません。

(たまに漏洩したみたいなニュースは流れてきますが・・・)

つまり、

どんな記事が評価され、

どんな記事を書けばよいのか

これが絶対に正解だという方法は、誰も知らないということです。

最後に、検索エンジンについて紹介されている、グーグルの公式サイトと、

少し古い記事ですが、みんながめちゃくちゃ気になる「SEO解説本に書いてあるテクニックは本当に有効なのか?」という疑問

これに、元グーグルのエバンジェリストである金谷さんが返答しているマンガの記事が、とても分かりやすかったので、紹介しておきます。

興味を持たれた方は、ご自身で見てみてください。

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